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ついに、人工知能技術(AI)が、人材評価にまで活用される時代となるかもしれない。
株式会社ヒトラボジェイピーは、AIを活用した人材評価ツール、「マシンアセスメント・フォー・コンピテンシー・デベロップメント」の提供を発表した。
人材の育成は、企業にとっては最重要課題だが、リーダーとなる人材を輩出するためには、そのポテンシャルを持った人材をできるだけ多く発掘し、定期的に育成のモニタリングを行うことが必要になる。
しかし、これまでの人材の発掘やモニタリングの方法では、社内に専門家を抱えていないため、同じ基準での発掘や、個々の人材の市場競争力という観点での発掘は、なかなか難しいとされている。
それが、AIの自然言語解析によって「業務遂行能力の高いハイパフォーマー社員が有する行動特性・思考特性を見極めながら、社員の育成やキャリア開発、評価や選抜に活用する“コンピテンシー・アセスメント”を、ビジネス目標や経営戦略に合わせて、効率的かつ戦略的に行うことが可能となる」というのだ。
マシンアセスメントの活用で「どの社員に投資すべきか?」「誰を昇進させるか?」など、人材の発掘、育成、選抜のスピードが格段に上がり、さらに均質な基準での評価判断ができるようになる。これまで人事コンサルタントなど外部の専門家に頼っていた企業では、時間と費用が大幅に削減されることになるという。
それにしても、目覚ましいまでのAIの進化に驚かされるが、人材の評価までAIが担うことに不安を覚える人も多いに違いない。
しかし時代は、紛れもなく変わりつつあり、AIとの共存が現実味を帯びてきたことだけは確かなようだ。
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