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女性税理士の年収や多様化する働き方

公開日2020/06/19 更新日2020/06/20

税理士の全体に占める女性の割合は1割程度です。定められた手続きに正確に素早く行わなければならない税理士の業務は、得意としている女性も多いです。この記事では、女性税理士の年収や働き方について解説しています。

女性税理士の年代別年収

女性税理士の年代別年収を見てみましょう。利用した統計は、厚生労働省が2019年3月に発表した「平成30年賃金構造基本統計調査」です。賃金構造基本統計調査では、職種や男女、年齢別などによる平均賃金を知ることができます。

ただし、「税理士の賃金が知りたい」と思う場合、賃金構造基本統計調査には2つのちょっとした欠点があります。その第1は、賃金構造基本統計調査では職種の区分けが「公認会計士、税理士」となっており、税理士単独の賃金が明らかになっていないことです。 しかし、税理士と公認会計士の賃金構造には目立った差がないといわれています。したがって、ここではこの「公認会計士、税理士」の賃金を「税理士の賃金」として見ていきます。

また、賃金構造基本統計調査は「企業規模10人以上」の事業所を対象として行われます。したがって、10人未満の個人税理士事務所のオーナー税理士や勤務税理士はこの統計には含まれません。

それではまず、税理士の男性、女性、および男女合計の、統計に使用された人数と平均年齢、平均勤続年数、平均労働時間、平均月収、および賞与などを含めた平均年収を見てみましょう。

人数年齢勤続年数労働時間月収年収
男性814人38.2歳10.1年184時間57.8万円914万円
女性206人40.5歳12.1年175時間51万円803.8万円
男女合計1,020人38.6歳10.5年182時間56.4万円891.9万円

上の表を見ると、税理士の年収は男女で100万円以上の差があることがわかります。

次に、女性税理士の年代別の、統計に使用された人数、平均勤続年数、平均労働時間、平均月収、および賞与も含めた平均年収を見てみましょう。

年齢人数勤続年数労働時間月収年収
20~24歳1人2.5年184時間220万円332.2万円
25~29歳19人3.9年174時間38.3万円579.8万円
30~34歳45人8.1年174時間44.1万円651.8万円
35~39歳39人11.3年163時間46.6万円791万円
40~44歳37人14.7年175時間55.6万円864.1万円
45~49歳33人18.1年188時間57.2万円945.4万円
50~54歳23人15.3年179時間68.4万円1081万円
55~59歳7人11.4年158時間53.3万円723.1万円
60~64歳1人12.5年176時間25.5万円393万円
65~69歳1人30.5年30.5年34.4万円494万円

女性税理士の平均年収は、50~54歳のピークでは1,000万円を超えることがわかります。


記事提供元

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