詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

夏こそ要注意!足のむくみの原因と対策

公開日2020/08/18 更新日2020/08/19

夕方になると靴が窮屈になると感じたこと、ありませんか?

それは、「足のむくみ」によるものです。座ったままや立ちっぱなしなど、同じ姿勢を長時間続けることで「むくみ」が起こりやすくなりますが、夏は、「むくみ」になりやすい季節です。

そのまま放置しておくと、体が疲れやすく夏バテにつながることもあるので、早めの対策が必要です。

“足がむくむ”メカニズムとは?

夕方になると足がむくむのは、なんらかの理由で血液の流れがふくらはぎに滞ることで生じます。血液は心臓から動脈を通って酸素や栄養分を全身の細胞へ届けていますが、同時に細胞から排出される二酸化炭素や老廃物を回収しながら、静脈を通って心臓に戻っています。

血液が心臓に戻るためのポンプの役割を担っているのがふくらはぎの筋肉です。ところが、デスクワークや立ち仕事などで、ずっと同じ姿勢の状態を続けていると、ふくらはぎの筋肉の動きが少なくなるためポンプの働きが弱くなり、血液が心臓に戻りにくくなります。

そのため、血液がふくらはぎに滞り、むくみにつながります。むくみには、一過性のものと慢性的なものがありますが、「静脈還流障害」の初期症状の場合もありますので、注意が必要です。

また、人間の体内の水分は、代謝によって一定量に調整されていますが、夏場は水分の摂取量が多くなるため、水分代謝がうまくいかなくなり、余分な水分などが皮膚の下に溜まった状態になります。これも“むくみ”につながります。

むくみにつながる原因とは?

むくみの原因は、長時間同じ姿勢で過ごす、運動不足などによる筋力の低下、過度なダイエット、塩分の過剰な摂取、そして、夏場に注意したいのがエアコンの効いた空間に長時間いることで、体温を調節する発汗などの自律神経の働きが弱くなってしまうことです。

また、夏はエアコンに加えて、冷たい水や食べ物を摂ることが多くなるため、体が冷えて血行不良にもなりやすくなります。そうなると、毛細血管まで血液が循環しなくなり、血液やリンパの流れが滞ってしまうことで“むくみ”につながるとされています。

冷えといえば、夏のオフィスの室温設定について、多くの女性が悩みを抱えているようです。しかも、女性は男性よりも筋肉量が少なく、血液を心臓に押し戻すポンプ機能が弱いため、足がむくみやすいので注意が必要でしょう。

日常生活で手軽にできるむくみ対策

むくみのメカニズムと原因がわかれば、日常のちょっとした工夫で予防することができます。まず、同じ姿勢を長時間続けないことです。デスクワークのビジネスパーソンは、ときどき席を立って体を動かしましょう。

また、座ったままでも、足首の曲げ伸ばしやふくらはぎの筋肉を動かすだけでも、むくみ予防につながります。立ち仕事や通勤の途中に、かかとを上げ下げすることも、効果がありそうです。

つまり、むくみの原因となりやすい生活を改善することが大切です。入浴時に、ふくらはぎのマッサージや、シャワーの水流でふくらはぎを刺激することも効果的です。この時に注意すべきは、揉むというよりも撫でる感覚で、血行を促進することです。

むくみも、一過性のものであれば、それほど心配することはありませんが、むくみが数日間続く、足の血管がボコボコと浮き出ている、足に痛みがある、尿の出が悪い、坂道や階段で息が切れる、疲れやすい、などの場合は、「静脈還流障害」などの可能性もあるので、早めに医療機関を受診しましょう。

まとめ

むくみのメカニズムを調べていくと、予防の対策も自ずと見えてきますが、もう一つ忘れてならないのが、飲みすぎも要注意ということです。アルコールには血管内脱水の作用があります。飲みすぎると体の水分が失われ、血液濃度が高くなりますから、血管内に水分を取り込むために血液濃度を低くしようとします。この時に取り込んだ水分の一部がむくみとなるそうです。

テレワークの普及で運動不足となり、仕事帰りのちょっと一杯は減ったものの、その分、家で飲む機会も量も増えたというビジネスパーソンも多いでしょう。その際にはむくみ対策も怠らないようにしましょう。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報