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人生100年時代と呼ばれる長寿社会も目前に迫っています。健康に長生きして人生を謳歌できるのは魅力的ですが、実際にはさまざまなストレスと向き合いながら生きているのが今の私たちの現実ではないでしょうか。
仕事や家庭、交友関係などなど、ストレスばかりで未来に楽しさなんて見いだせない。そんな声さえ聞こえてきそうですが、ストレスフリーに生きるポイントを身に付けてしまえば今よりもはるかに楽しい人生を送れます。
今回は、日々のストレスにさらされて生きることから脱却し、ストレスフリーに生きるコツについて解説していきます。
日々の生活において緊張感や圧迫感を抱くことなく、落ち着いて過ごせるのがストレスフリーです。しかし、「今日からストレスフリーに生きよう!」と決意したところで、すぐにストレスのない環境が手に入るわけでもないのが現状です。
ストレスフリーを手に入れるためには、ストレスそのものの原因を探り、それを取り除く努力をすることからはじめる必要があります。そうすることで、これまでと同じ環境に身を置いていながらもストレスを感じにくくなっていき、ストレスフリーへと近づけます。
●主なストレスの原因
ストレスの原因を探るために、まずは日常生活においてストレスの原因となり得ているものを知っておくことが大切です。
日常生活におけるストレスの原因 |
仕事におけるストレスの原因 |
栄養不足や食事制限 質の悪い睡眠 家族や友人との関係 恋愛の悩み 経済的な不安 |
収入の不安 疲れの取れない心身 仕事上の人間関係 仕事内容に対する不満や不安 |
私たちが毎日何げなく過ごしている日常に潜む主なストレスの原因だけでもこれだけあります。ストレスフリーな生き方を身に付けるためには、これらストレスの原因をいかに上手に取り除けるかを意識して生活することが重要です。
ストレスだらけの現代社会においてストレスフリーを実現するためには、何よりもストレスをストレスと感じないようになるのが近道です。しかし、そう簡単にストレスの原因をゼロにすることは無理な話です。
そこでポイントとなるのが、これまでの行動や考え方を変える勇気をもつことです。毎日社会の中に身を置き、誰かとかかわって生きていかなければならない以上は、私たち自身でストレスの原因をゼロにすることはできません。
しかし、いざストレスに直面した際の行動や考え方を意識的に変えることができれば、心身ともにストレスに強い環境を実現できます。では、具体的にどうすればいいのか、そのための実践方法をご紹介します。
●ストレスが芽生えた時点ですぐに対処する
ストレスに長くさらされ続ければ続けるほど、心身への負担も大きくなります。逆を言えば、ストレスを抱える時間が短ければ短いほど最小限の負担で済むのです。
仕事や生活の中で何かしらの問題や悩みが発生したら、すぐに対処して早く解決することを意識し長期間抱え続けることのないように心掛けるだけで、ストレスの小さいうちに排除できます。
●今できることはすぐにやる
面倒くさいと感じることを先延ばしにすればするほど、抱えるストレスも徐々に増大していきます。誰もが経験のある夏休みの宿題などはその最たる例でしょう。これは仕事など社会生活においても同様です。
今できることを面倒くさいという理由だけで後回しにし続けてしまうと、後々激しい後悔とストレスを生む原因になります。また、その間に新たなストレスを抱えてしまうことだって十分に想定できます。
二重三重のストレスにさらされて苦しむことを避けるためにも、今できることを持ち越さないよう対応することを意識付けしましょう。
●物事に優先順位をつける
責任感が強いあまり、目の前にあるやらなければならないことをすべて一気に片付けてしまおうと考える人も少なくありません。しかしそれは無意識のうちにストレスを増やし続けるだけで、決して賢い考え方とは言えないのです。
もちろん、すぐにやるべきことは対処しなければなりませんが、後回しでもなんら問題ないことならわざわざ抱え込む必要はありません。仕事であれば、目の前の課題に優先順位をつけ、その日のうちにやらなければならないのか否かを判断しながら進めていくのがいいでしょう。
無駄に仕事量を増やしてしまうと残業などストレス増大のリスクも高くなりがちです。目の前のすべてを抱え込んでしまうような完璧主義を貫くことはできる限り避けましょう。
●比較はやめる
ストレスの多くは、他と自分との比較から生じます。相手の方が自分よりも優れているという嫉妬から、不要なストレスをため込んでしまうのです。
しかし、能力も得手不得手も人それぞれに個人差があって当然です。比較して自分の劣っている部分に悩むのではなく、自分の得意分野やよい部分を伸ばすことだけを考えましょう。
「人は人、自分は自分」と割り切ることも大切です。
●単純に考えてみる
悩みや緊張にさらされると、まだ何も起きていないのにあれやこれやと考えてしまいネガティブな感情に支配されやすくなります。これも、ストレスを生む大きな要因です。
これから起こることに対して思いを巡らせるなら、できる限りポジティブな思考で見据えるようにするのがおすすめです。
もし、これまで複雑に考えすぎる傾向が強かったのであれば、単純に考えて行動に移すだけでも心が軽くなりストレスを軽減できます。
●生活環境を変える
環境が合わず、常に神経をすり減らしていてはいつまでも経ってもストレスフリーとは無縁の生活を送らなければなりません。ストレスの原因が生活環境そのものにあるのなら、住む場所や仕事を変えるなど思い切った変化も必要です。
ストレスフリーで生きるためには、自分自身にとって落ち着ける環境であることが大前提になります。住環境や仕事環境を変える選択肢を加えるのも一つの方法です。
●ストレスに強い体づくりをする
どうせ日常の中でストレスを避けられないなら、ストレスに負けない体づくりをするのもいいでしょう。
生活習慣とストレスは切っても切り離せないほど深い関係性を持っています。たとえば、精神疾患などは食事や睡眠の質にこだわるだけでも予防効果を得られると言われています。ストレスフリーを手に入れるためにも、生活習慣を見直してみましょう。
運動や趣味などによってストレスを発散することはできても、ストレスの原因そのものから目を背けていてはストレスフリーな生活は訪れません。しかし、物事の捉え方や行動を変えることによってストレスに打ち勝つことができるのもまた事実です。
ここでご紹介したことを意識的に実践し、ストレスだらけの毎日をストレスフリーな環境へと近づけていきましょう。
■参考サイト
男女3,013人が1位に選んだストレスの解消方法は? 株式会社ビズヒッツ調べ
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