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エンゲージメントサーベイのポイントとは?実際の調査結果から解説

公開日2023/08/18 更新日2023/09/13


バヅクリ株式会社の調査*によると、企業の実施するエンゲージメントサーベイ(従業員の生産性向上や離職防止に効果を示すとされる調査)に対して、従業員の不満がたまっていることが明らかになりました。昨今は社内でエンゲージメントサーベイを実施しているところも少なくないかもしれませんが、運用にあたってはいくつかの注意するべきポイントがあります。
今回は、エンゲージメントサーベイの注意点について解説します。

*調査概要
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:会社員2,200名
・調査期間:2022年11月21日~23日

「エンゲージメントサーベイ」がエンゲージメント低下につながる?

上述の調査結果によると、半数以上の回答者がエンゲージメントサーベイへの回答経験があり、そのうち約7割がなんらかの不満を感じていました。とりわけ、6割程の回答者が「回答結果の活かし方」に不満をもっているようです。


具体的には「回答した結果が何に活かされているかわからない」(60.6%)、「回答するのに時間がかかる」(49.4%)、「回答した課題や不満に対する解決策が実施されていない」(44.8%)という結果となりました。


これらの結果から、エンゲージメントサーベイツールへの回答経験者の中には、「その後の対応が不十分であると感じている人が多い」ことが明らかとなりました。人事担当者は、結果の開示や、今後の取り組みを従業員に共有するべきか検討する必要がありそうです。

エンゲージメントサーベイを実施する際のポイント

エンゲージメントサーベイを実施する際は、まず目的・目標の明確化が重要です。具体的には「なぜエンゲージメントサーベイを実施するのか?」「実施後に何を実現したいのか?」などの問いかけをし、方向性を固めていきます。


また、適切なサーベイの選定も重要です。「回答するのに時間がかかる」といった不満もあるように、サーベイの質が原因で従業員満足度が下がってしまう可能性もあります。フィードバックを徹底し、従業員にとって負担になりにくいサーベイを心がけましょう。たとえばサーベイの実施が容易で、結果の解析や解釈も簡単だと、従業員に受け入れられやすくなるでしょう。


さらにエンゲージメントサーベイを実施する前に、調査対象となる従業員への説明も欠かせません。バヅクリ株式会社の調査からもわかるように、従業員は「回答結果がどのように活かされるか」という点に疑問をもっています。


「どのように活用されるのか」「誰がフィードバックを行うのか」「誰が回答結果を見るのか」など、適切な説明がなければ従業員の理解を得られず、正直な回答が集まらない可能性があります。


調査をする際は、参加するメリットを伝えるのが最も効果的といえます。たとえばエンゲージメントサーベイは、従業員が自分の意見や感情、経験を直接表現できる場です。調査に参加することで、従業員は組織の一部としての自分の役割を強く感じやすくなるでしょう。

まとめ

エンゲージメントサーベイは、従業員の声を聞き、より良い組織を作るために欠かせません。しかし闇雲に実施してしまうと、かえって従業員が不満をため込む一因となる可能性があります。


従業員への調査では、目的・目標を明確化にし、社内全体で周知もしくは情報を共有するための仕組み作りが重要です。今回紹介したポイントを意識して、エンゲージメントサーベイの取り組みを考えてみてはいかがでしょうか。


■参考サイト

PR TIMES | バヅクリ株式会社 | 社員の約70%がエンゲージメントサーベイに不満、施策なきサーベイはエンゲージメントを低下させる

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