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日清食品ホールディングス(東京都新宿区)は3月13日、人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO 30414」の認証を取得したと発表した。食品企業では世界で初めてだという。認証を取得したのは持ち株会社である同社に加え、国内事業会社の日清食品、日清食品チルド、日清食品冷凍の計4社。日清食品HDは今回の認証取得に伴って、グループの人的資本に対する取り組みをまとめた「Human Capital Report 2023」の発行も行った。
「ISO 30414」は、国際標準化機構(International Standard Organization)が策定したマネジメントシステム規格の1つで、自社の従業員についての人的資本情報を定量化し、分析・開示するための国際的なガイドライン。コンプライアンスや生産性、ダイバーシティなど人的資本についての11項目と58指標について数値を算出する。
日本では2022年3月に組織人事コンサルタントなどを手掛けるリンクアンドモチベーション(東京都中央区)が初めて認証を取得。その後、豊田通商(愛知県名古屋市)やシスメックス(兵庫県神戸市)、日立建機(東京都台東区)、アフラック生命保険(東京都新宿区)なども認証を取得している。
昨今、人材が持つ知識や技能などを「資本」と捉えて中長期的な企業価値向上につなげる人的資本経営への注目が広がる。日清食品HDでも人材を企業価値の源泉と捉えて取り組みを強化してきた。その結果、グループ理念研修の実施や企業内大学「NISSIN ACADEMY」の設立といった社員と組織を活性化させる施策に加え、人的資本の情報開示に注力している点などが評価を受け、「ISO 30414」の認証取得に至ったという。
人的資本をテーマに据えて、企業の成長につながる施策や取り組みについて発信ツールとして人的資本レポートを発行する動きも増えている。日清食品HDも今回の「ISO 30414」認証取得に合わせて、「Human Capital Report 2023」と題した人的資本レポートを発行している。
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