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77%がハラスメントを受けたと回答! 多様化するハラスメントにどう対応していくか

公開日2019/02/26 更新日2019/02/27

ハラスメントに対する社会的関心が高まるなか、経営陣や管理部門にとっては、ハラスメントへの対応力が、管理者の資質としても問われるようになっている。

エムケイシー合同会社が、20歳から49歳の男女に「ハラスメント」に関する調査をしたところ、77%が過去に何かしらのハラスメントを受けたと回答していることからも明らかなように、決して他人事ではないのがハラスメントの問題だ。

調査で明らかになったのは、これまでに受けたハラスメントで、もっとも多いのがパワハラの41%で、セクハラが27%で続いている。一方、SOGIハラ、ブラハラ、ビジョハラといった、聞きなれないハラスメントを受けたという回答もあった。

SOGIハラは、好きになる人の性別を示す性的指向(Sexual Orientation)と、自身が認識する性別を示す性自認(Gender Identity)の頭文字から取った言葉で、心の性が一致していない学生に戸籍上の性の制服を強要することや、カミングアウトしたことを周囲に言いふらすことなどだ。

ブラハラ(ブラッドタイプ・ハラスメント)は、血液型で人物の性格を判断し、相手を不快や不安な状態にさせる言動のことだが、オフィスでも「A型だから真面目」「AB型だから気難しい」など、血液型による性格判断は日常的に行われているのではないだろうか。

また、ビジョハラ(ビジョンハラスメント)というのもある。これは、「明確な目標を持たなければならない」「結婚をして子供を産み育てて家庭を築くのが究極の幸せ」といった、ビジョンを強要することだが、たとえば、会社が掲げるビジョンなどは、社員に強要することになるのか、ならないのか、これは大いに悩むところだ。

なんでもハラスメントと決めつけるのはいかがなものかという意見もあるようだが、エムケイシー合同会社の分析によると、「人生・世間に対して自分は正しい、あなたは間違っている」と解釈している人がハラスメントをする傾向があるという。

ハラスメント加害者にならないためには、「自分は正しいが、あなたも正しい」という姿勢が大切のようだが、それを身につけるためには、専門家のアドバイスも必要になるそうだ。

関連記事:ハラスメント通報システムを設置していますが、活用されないので、機能させる方法を教えてください。

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