公開日 /-create_datetime-/
コロナ禍の影響で、人々の日常生活や仕事環境などが大きく変わっている。特に、日々の暮らしを支えるお金に関して、多くの人々にさまざまな変化があったようだ。
auじぶん銀行株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:臼井朋貴氏、以下 auじぶん銀行)は、全国のビジネスパーソン男女500名を対象に「コロナ禍におけるお金への意識」に関するウェブアンケートを実施した(調査期間:2020年6月1日~6月3日)。本記事では、この調査結果を一部抜粋してご紹介する。
<調査結果の概要>
●約6割が、新型コロナウイルスの影響で働き方に変化あり。3人に1人は給与が減ったと回答。
●約6割が、支出が減ったと回答。減った支出は「外食費」「友人との交際費」「交通費」。
●約99%が特別定額給付金(10万円)を受け取った、または受け取る予定。使い道は「貯金」がトップで、約4割が「10万円では不十分」と回答。
まず、働き方に関する質問では、「在宅勤務になったが、勤務日数は変わらない(25.8%)」「勤務日数が少なくなった(18.0%)」「休業した(9.0%)」「失業した(1.0%)」と、少なくとも55.6%の人が、コロナ禍の影響を受けていた。また、給与については「変わらない」が59.6%で最多に。「減った」は37.8%だった。
さらに、給与が減った人に、減った分をどのようにやりくりしているか聞いたところ、「節約をするようになった(67.7%)」「貯金を取り崩した(40.7%)」と続き、自身でやりくりしようとしている人が多いことがわかった。
コロナ禍での支出の変化に関する質問では、43.8%が「変わらない」と回答。支出が「増えた(18.2%)」「とても増えた(2.2%)」という人よりも、「減った(30.6%)」「とても減った(5.2%)」と、“減った派”の方が多かった。
増えた支出は「食費(自炊)(45.2%)」「水道光熱費(34.4%)」「デリバリー出費(23.6%)」がトップ3に。一方で、減った支出は「外食費(50.0%)」「友人との交際費(36.2%)」「交通費(34.2%)」だった。それぞれ、家にいた時間が長かったゆえの結果と言えるだろう。
ほかにも、本調査ではお金にまつわる悲痛な声が数多く寄せられている。
・「在宅勤務環境にないので休業になり給料が6割に減った。派遣社員なので契約更新不可となり新しい仕事を探さないといけなくなった」(東京都・34歳女性)
・「収入が減ってやりくりが大変なのに年金や生命保険料、光熱費などの請求は容赦なくやってきて困った」(大阪府・47歳女性)
・「披露宴が中止になり、キャンセル料を取られた」(北海道・37歳女性)
また、お金への意識が変わった人も多いようだ。
・「貯金や資産運用に興味が出てきた」(東京都・27歳女性)
・「副業を始めようと思った」(青森県・29歳男性)
・「今までの支出を見直した。欲しくて買うものと必要で買うものを考えるようになった」(愛知県・48歳女性)
国からの特別定額給付金(10万円)について尋ねた質問では、「受け取らない」と回答した1.2%の人を除き、約99%の人が受け取ったか、今後受け取る予定と回答。
その使い道については「貯金(42.7%)」が最多で、次に「食費(34.8%)」「日用品(29.6%)」と続き、生活に必要なものに充てる堅実派が多いことがわかった。
支給金額に関しては、約4割の人が10万円では「不十分」と回答。あとどのくらい必要かを尋ねた質問では、順に「20万円以上~30万円未満(30.3%)」「10万円以上~20万円未満(24.7%)」「50万円以上(24.2%)」という結果だった。
・「臨時ボーナスがもらえる感覚」(兵庫県・49歳女性)
・「収入変化や出費の埋め合わせになったから」(東京都・38歳女性)
・「仕事も減ってない私たちにもこの額はありがたい」(静岡県・24歳女性)
・「給料が10万円以上減少している」(埼玉県・33歳男性)
・「これから収入が減る見込みなので、あと何度か給付金を検討して欲しい」(茨城県・38歳男性)
・「今の経済状況がいつまで続くかわからないので10万では心細い」(埼玉県・35歳男性)
以上が、主な調査結果だ。
ビジネスパーソンを対象にした本調査では、3人に1人は給与が減った事実や、「節約を始めた」「今後のために貯蓄や投資を考えるようになった」という人が多いことがわかった。コロナ禍は人々の生活と家計に大きな影響を与えたが、同時に意識改革も進めた。お金との付き合い方が変わる良い分岐点になるのかもしれない。
なお、本調査の詳細結果は、auじぶん銀行の公式サイトで紹介されているので、ぜひチェックしてみよう。
新規ユーザーも 乗り換えユーザーも「シンプルで使いやすい」と 口コミを寄せる、勤怠管理に特化したクラウドサービスとは?
よくある残念な英語研修VS成果を出した英語研修の短期計画
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
電子帳簿保存法Q&A【運用編】
テレワークでも確実にコスト削減する「引っ越しのコツ」
スシローなど外食チェーンが今年も一斉休業を実施、環境改善の一環 高島屋は正月営業日を見直し
「父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランスガイド~」の活用法
管理職を対象に「ポストチェンジ制度」を導入の京王電鉄。ライフステージに応じた“柔軟なキャリア形成”を支援へ
基本給の決め方とは?基本給設計する4つのポイント
Reaching across the Aisle/民主・共和両党が団結!「有給家族休暇」制度改革への挑戦 育休制度が先進国下位のアメリカ【英語ビジネスニュース】
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
三菱総研DCSが取り組む「ダイバーシティー経営」への第一歩
「人事部の実態と業務効率化」に関するサーベイ結果調査レポート【MURC&DCS共同制作】
土地建物売買契約書の見直し方法と5つのチェックポイント
株式譲渡契約書とは?記載事項や作成時の注意点について解説!
最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業 など|4月22日~4月28日官公庁お知らせまとめ
大阪万博に向け、会社員10万人が1000トンのCO2削減 「脱炭素エキデン365」パソナほか
最大800万円補助!東京都中小企業向け経営展開サポート事業でポストコロナをチャンスに変える!
【エンゲージメントサーベイ】サーベイ後に“アクションを起こした”企業の方が「生産性」・「業績」が向上している結果に
ZOZOTOWNが「ゆっくり配送」を試験導入。背景にある「物流の2024年問題」とは?
公開日 /-create_datetime-/