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今夏は“9月病”警報発令!?心身の不調を回避する3大対策 

公開日2020/08/14 更新日2020/08/15

夏休みが近づき、ホッとしているビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。今夏はコロナ禍で、旅行や夏祭り、花火大会などがない寂しいバカンスとなりますが、それでも仕事から離れてゆっくりできるのは楽しみですよね。

一方で、少し気になるのが夏休み明けの心身の健康状態。皆さんは「9月病」という言葉をご存知でしょうか?「5月病」はおなじみですが、実は残暑厳しい9月頃も、心身の不調を訴える人が多くなるのです。特に、新型コロナウイルス対策による旅行や夏イベントの自粛で、心身共にリフレッシュしにくい今夏は要注意です。

本記事では、9月病の基本知識と対策をご紹介します。

ビジネスパーソンの半数近くが9月病を実感

ギャバやストレスに関する最新の研究情報を発信しているギャバ・ストレス研究センターでは、2015年にビジネスパーソンのストレス実態の調査を実施しました(調査対象:全国の20~40代のビジネスパーソン男女1,800名)。その結果、全体の40.9%が9月病を実感していることが判明。なお、性別ごとでは男性の46.2%が、女性の53.3%が9月病を実感しており、女性の方がやや多い結果となりました。

9月病はけっして他人事ではなく、誰もがなるかもしれないリスクです。しかも今、コロナ禍で多くの人々が大きなストレスを抱えています。より、心身のバランスを崩しやすいと言えるでしょう。

参照:“9月病”に要注意!ビジネスパーソン1,800人に聞く「ストレス調査」

放っておくとキケン!9月病はうつ病の一歩手前

では、9月病とは具体的にどのようなものでしょうか?

夏休みが明けて仕事や学校が始まる頃は、体調を崩しがち。一般的には“夏バテ”と呼ばれますが、9月病の場合は心の不調を伴うのが特徴です。例えば、以下のような症状が現れます。


【9月病チェック】

体の不調

□不眠や過眠などの睡眠障害がある

□だるくて疲労感がある

□頭が重く感じる、または痛い

□めまいがする

□肩こりがする

□食欲がない

心の不調

□無気力

□不安感や焦りがある

□気分が落ち込みやすい

□イライラしやすい

□集中できない

無気力感・疲労感・不眠・過眠などはうつ状態に近く、放っておくとうつ病になってしまうことも。そのため、日々の生活で体調を気遣いつつ、それでも不調がしばらく続くようなら、心療内科などで受診する必要があります。

9月病の主な原因は、暑い夏に体力を消耗している状態で、9月頃の気候の変化(気温が下がる、日照時間が短くなるなど)に体がついていけず、ストレスとなること。特に、女性は女性ホルモンの変動も加わり、気候の変化に対して敏感になるため、9月病にかかりやすくなります。また、長期休暇が明けて日常生活に戻る際、生活リズムが整わずにストレスがたまることも一因です。

食事・運動・睡眠を見直して9月病を防ぐ!

では、9月病にならないためにはどうすればよいでしょうか?大前提は、生活習慣を整えること。健康的な生活を送るための3大要素「食事・運動・睡眠」を見直し、規則正しい毎日を過ごしましょう。以下がその対策です。

●栄養バランスのよい食事を心がける

食事は体つくりの基本です。暑い時期は口当たりのよいサッパリした食べ物をつい選びがちですが、栄養バランスを考えて食事をとりましょう。なかでも、精神の安定を促す神経伝達物質であるセロトニンを増やすことが大切です。セロトニンの材料は、必須アミノ酸のトリプトファン。トリプトファンは、昼は脳でセロトニンに変化し、夜は睡眠を促すメラトニンに変わります。そんなトリプトファンを食事でとれば“うつ状態”を防ぐことができるといわれています。

トリプトファンが多く含まれているのは、チーズや牛乳などの乳製品、納豆・豆腐・味噌などの大豆製品、卵、ゴマ、バナナなど。これらを積極的にとりつつ、野菜や魚、肉などもしっかり食べましょう。

●適度に運動する

オフィスワーカーは運動不足になりがちですが、日常的に意識して体を動かしましょう。仕事がある日も、なるべく歩く、階段を使う、空き時間にストレッチをするといった簡単な運動をするのがおすすめです。運動すればリフレッシュできるので、心の不調にも効きます。

●良質な睡眠をとる

睡眠は、体の疲れだけでなく、心の疲れも回復してくれる大切な習慣です。働いているとつい睡眠不足の生活になりがちですが、なるべくしっかり睡眠をとるように心がけましょう。また、睡眠は“質”が大切。寝る前はスマートフォンやパソコンなどは見るのを控え、例えば静かな音楽を聴くなどリラックスした状態で布団に入ると、よい眠りにつくことができます。

いかがでしたか?

コロナ禍で日常生活が変わり、普段よりも疲れやすい、不安感やイライラ感がある、といった悩みを持つ人は珍しくありません。今夏は例年以上に自分を大切にする生活を送って、健康的な9月を迎えましょう!

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