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テレワークの普及で、働き方もオフィスのあり方も変わりつつある。テレワークから出社勤務に戻す動きもあるが、これから主流となりそうなのは、ハイブリッドワークというテレワークと出社勤務を併合した働き方である。
では、ハイブリッドワークに適したオフィスとは、どうあるべきなのか。日本で唯一の総務専門誌「月刊総務」(株式会社月刊総務)が、全国の総務担当者に実施した「オフィスについての調査*」によると、約6割がこの3年でオフィスを見直していることがわかった。
*調査概要
調査名称:オフィスについての調査
調査機関:自社調査
調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者ほか
調査方法: Webアンケート
調査期間:2023年2月10日〜2023年2月20日
有効回答数:224件
オフィスの見直しは、「レイアウトの変更」が最多の74.0%で、「面積縮小」が35.1%、「拠点の集約」が20.6%、「コワーキングスペースやレンタルオフィスの契約」が20.6%で続いている。
いまのオフィスについては、個別ブースやコラボレーションスペース、会議室や来客スペースの不足が、課題としてあげられている。
その課題を解決するために、約2割がオフィス予算を増やす方針のようだ。また、新しい働き方にふさわしいオフィスにするため、オフィスそのものを移転する予定がある企業も16.1%となっている。
働き方が変われば、オフィスの役割も当然変わってくる。では、これからのオフィスに求められるのはどういうものだろうか。
これからのオフィスの役割で1位となったのは「社内コミュニケーションの場」(89.7%)で、2位が「チームで作業する場」(78.1%)、3位が「社風・文化を醸成する場」(58.0%)である。
その役割を果たすために求められるオフィスの機能としては、ラウンジや社食などで利用可能なコミュニケーションスペース(76.3%)や、Web会議スペース(59.4%)、1人で集中できるスペース(40.6%)などである。
社員が効率的に仕事を行うためには、どのようなオフィス環境が必要なのか、管理部門担当者はいろいろなケースを参考にしながら考えていくことが重要となりそうだ。
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■参考サイト
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