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セールスフォースがSlack向けの「ChatGPT」を展開すると発表

公開日2023/04/07 更新日2023/04/06


アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くセールスフォースは、3月7日、ビジネスツール「Slack」向けの「ChatGPT」を展開すると発表しました。ChatGPTの開発元であるOpenAIによって作られており、専用アプリとして展開するようです。


最近、ChatGPTの名前をよく聞くようになりました。この出来事がビジネス分野にどのような影響を与えるのでしょうか。今回は、セールスフォースの発表を参考にしながら、ChatGPT、そしてAIの可能性について考えてみましょう。



Slackとは

Slackは、スチュワード・バターフィールドによって開発されたもので、チャット形式でコミュニケーションができるビジネスツールです。テキストによるチャットだけでなく、音声通話・ビデオにも対応しています。


Slackの特徴として挙げられるのは、外部Webサービスとの連携です。API(ソフトウェアやプログラムなどをつなぐインターフェース)を活用して、機能を拡張できます。


Slackは、2021年に、セールスフォースに買収されることになりました。


ChatGPTとは

ChatGPTは、AI(人工知能)の力を使って、オリジナルの文章を生成できるツールです。サム・アルトマンやイーロン・マスクらによって設立された、OpenAIによって開発されました。


ChatGPTは対話型のサービスになっており、こちらからチャットで何か質問をすると、それに沿って回答が提示されます。


たとえば「セールスフォースとは何ですか?」と質問すると、その概要が数百字程度で返ってきます。また「〇〇ができるようなコードを書いて」「短編小説を書いて」といった、複雑な質問にも回答可能です。


ChatGPTがさまざまな質問に答えられるのは、AIが膨大なデータを学習しているためです。近年のAIの発展は凄まじく、今後もその勢いは加速していくと考えられます。


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Slack向けのChatGPTで何が変わるか

セールスフォースがSlack向けのChatGPTを展開することで、企業の生産性向上が期待できます。具体的には、業務に必要な文面の自動化です。


たとえば、製品についての問い合わせのメールが来た際は、担当者が回答を作成して送信します。しかし有人で対応する場合、膨大な量のメールが来ると、対応が難しくなるでしょう。


また、FAQ(よくある質問)のように、なるべく自動化したいような問い合わせも多いはずです。Slack向けのChatGPTでは、営業マンが送信するメールや、問い合わせへの対応を自動化できます。


さらに会話文の要約や、顧客情報の共有なども自動化が可能です。たとえば新規顧客の場合、「この会社の概要を教えて」と質問すれば、インターネット上の情報を要約して自動で表示してくれます。


ファクトチェックなどの課題はありますが、本格的に普及すれば、これまでの業務を大きく変えることになるでしょう。


まとめ

AIの研究は、1950年代から始まったといわれています。ニューラルネットワークや音声認識などの研究を経て、昨今では「ディープラーニング」が注目されるようになりました。


ビッグ・データの活用によって、シンギュラリティ(技術的特異点)に言及されるほど、AIは飛躍的な進化を遂げています。セールスフォースやChatGPTのAI技術に期待が高まっています。


業務効率化のためにも、AIを活用したツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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