公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。
三菱UFJ銀行が、ATMの24時間稼働を今年度中に終了すると発表しました。24時間いつでも預金の出し入れができるATMは、利用者には便利ですが設置する側の銀行にとっては、維持管理のコスト増が収益構造を圧迫し、各銀行でも見直す動きが広がっています。
まだ1件ずつ振り込みしてますか?請求や支払いのコストを削減する決済サービスの一覧はこちら>
三菱UFJ銀行は、全国に1,700カ所ほどの拠点があります。そのうち東京や大阪、愛知など都市部の支店や駅前など98カ所で、24時間稼働のATMを設置しています。
その24時間稼働しているATMの稼働時間を、今年7月から順次短縮し、今年度中にはすべてのATMで、最長でも午前6時から翌日の午前0時までとすることを決定しました。
背景にあるのは、コンビニで24時間稼働のATMが増加したことと、キャッシュレス化の普及です。深夜から未明にかけて銀行のATM利用は大幅な減少がみられています。
この時間帯の利用率は全体のわずか0.1%ですから、銀行側からすると24時間稼働にこだわる理由が見当たらないということでしょう。
メガバンクのみずほ銀行、三井住友銀行では、今のところATMの24時間稼働を続ける方針です。しかし銀行の収益構造悪化により、店舗の統廃合や、ATM削減などが各金融機関で進んでいます。
金融機関が店舗の統廃合やATM削減を行うのは、経費削減が大きな理由です。ATMは、保守管理や現金補充・回収などの費用が、金融機関の大きな負担となっているとされています。店舗については営業コストが大きく、店舗の維持費や人件費の削減のため、各金融機関で見直す動きが広がっています。
銀行の経営環境が厳しく、破綻することを避けるための店舗統廃合やATMの24時間稼働取り止めであれば、ある程度の不便さも利用者は納得して受け入れるでしょう。
ところが、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の大手メガバンクグループ3社の2022年度決算は、いずれも高収益となっています。三菱UFJ銀行の純利益は1兆1,164億円、三井住友銀行は9年ぶりに8,000億円を超え8,058億円と、いずれも過去最高水準です。
みずほ銀行は、海外の金利上昇による外国債券の損失を約1,000億円計上したものの、前年から250億円増益の5,555億円の高収益をあげています。
もっとも、メガバンクがそろって高収益となったのは、円安やコロナ禍からの経済回復、原材料価格の高騰に伴う国内外での資金需要の増加などの影響によるものです。経営環境が根本的に改善されたということではないようです。
銀行としても生き残りをかけ、利益率の低い預金の出し入れや振り込みなどの個人客にはネットバンキングの利用を進め、利益率の高い資産運用や相続相談、法人を対象にした業務にシフトしようとしていることも考えられます。
ネットバンキングやコンビニATMの普及に加え、キャッシュレス決済が日常化した現代では、銀行のATMの利用者が減少するのは当然の流れでしょう。銀行の営業方法を、根本から見直す時期にきているのかもしれません。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
シニア雇用時代の健康管理の備えとは? 健康管理見直しどきナビ
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
簿記の基礎から実務まで!社宅管理の仕訳処理 まるわかりガイド
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
【人事の転職】完全版|今すぐ知りたい転職市場と厳選求人をチェック!
旬刊『経理情報』2025年12月10日特大号(通巻No.1762)情報ダイジェスト②
ハラスメント対策、機能していますか?|12月の撲滅月間に見直す3つのポイント
特定技能ビザの申請について|取得の要件とポイントを法律事務所が解説
いまさら聞けない!ストレスチェック制度⑤~集団分析~
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~30時間かかっていた入金消込がほんの数十秒に! 伊藤忠エネクス株式会社~
消費者契約法で無効にならないキャンセルポリシーの作成方法
オフィスステーション年末調整
上場企業・IPO準備企業必見!! 内部統制・監査の妨げになるアナログな入金消込とは
請求書の印刷・封入作業をゼロに!電子請求書発行システム「楽楽明細」導入事例集
【税理士執筆】税理士が語る“バックオフィスDX”の本質──ツール導入で終わらせないための業務改善戦略(第3回)
労働法対応の経験は人事の転職に有利?市場価値の高め方と成功事例(後編)
役割等級制度、職務等級制度など 自社に合った制度を検討したい(ジョブ型に変革したい)
企業内転勤の就労ビザについて|必要書類やポイントを法律事務所が解説
ひとり人事から転職成功する方法|評価される経験・キャリアパス・事例を徹底解説(前編)
公開日 /-create_datetime-/