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仕事のモチベーションが上がらない…どうすればモチベーション上げられる?

公開日2020/09/15 更新日2020/09/16
モチベーションの上げ方

タスクが多すぎたり苦手な仕事をまかされたりと、モチベーションが上がらない経験を誰しもが持っているのではないでしょうか。今回は、モチベーションを上げる方法をはじめ、モチベーションが上がらない原因と対策について解説していきます。

外発的+内発的動機づけでモチベーションを上げる

モチベーション理論で有名なアメリカの心理学者、エドワード・L.デシによると、モチベーションには「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」が関与しており、とくに内発的な動機づけがモチベーションを上げるために効果的だとのこと。

外発的動機とは、成果を出したことで給料がアップしたとか上司に怒られたくないといった外部からの要因です。内発的動機とは、「これをやりたい!」といった自らの内面からモチベーションが湧き出すような自発的要因を指します。

●外発的動機でモチベーションを高める

外発的動機は外部要因に左右されやすい点や、報酬・目的などを達成してしまうとモチベーションの低下や継続できないデメリットがあるものの、すぐに取り組める簡単な方法があります。例えば、あらかじめ無理のないタスクを設定し、クリアできたら欲しかった商品を買う、1時間内に書類を仕上げたらコーヒー休憩をするなど、自らの行動にご褒美を与えるのが効果的です。

●内発的動機は有効なモチベーションアップ

デシの理論では、内発的動機づけによってモチベーションを上げるには、「自律性」「有能感」「関係性」の3要素の欲求や感覚が関与しているとのこと。

自律性:第三者ではなく自分の意思で行動を選択したい欲求のこと

有能感:自分の能力が結果につながり、やりとげられるという感覚のこと

関係性:他者と連携したい、他者に貢献したいという欲求のこと

内発的動機づけによりモチベーションを上げるには、仕方なく仕事をこなすという意識ではなく、自ら進んで選択・行動し、社内の意見や力を貸してもらいながら仕事を進め、結果に一定の満足度を持つことを意識してみましょう。

体調・メンタルの不調を解決してモチベーションを上げる

基本となる心身の状態がよくないと、モチベーションも上がりません。まずは睡眠を十分にとり、心身の疲労を回復させましょう。

また、食事のバランスを意識するのも大切です。朝はパンやおにぎりだけ、といった栄養が偏った食事が長く続くと、ビタミンやミネラルが十分に摂れなくなり、心身の不調を起こしやすくなります。自炊ができない人は、ご飯や麺などの炭水化物+ビタミン・ミネラル豊富な野菜+肉や豆腐などのたんぱく質が摂れるようなランチメニューを選んでみてください。

スピードアップで脳を活性化させる

出社してすぐにモチベーションを上げたいときは、目の前の作業のみに集中してスピードを意識してみましょう。脳科学の世界では、作業スピードを上げることで脳が活性化することがわかっています。いつもより早く作業が終わったことで、デシのいう「有能感」が満たされてモチベーションアップにつながります。

やりたくない作業こそ時間を意識する

ビジネスパーソンであれば、苦手だと感じる作業にもしっかりと向き合わなければなりません。苦手意識を感じる作業こそ、時間を意識してみましょう。例えば、毎日Excelの入力作業でしたら、終わるまでの時間を計測して記録します。翌日以降も時間を記録し、自己ベストを更新していくことでモチベーションが上がっていきます。

デスク回りの風景を変えてモチベーションを上げる

同じ環境下にあり続けるとモチベーションの低下につながるため、見慣れたデスク回りの風景を変えてみませんか。例えば、いつもよりも少しだけ椅子の高さを上げてみる、行ってみたい場所や楽しい思い出の写真を飾ってみるなど、少しだけ環境を変化させてみてください。

それでもモチベーションが上がらないなら根本原因を解決する

色々試しても、どうしてもモチベーションが上がらないときは、職場環境に対して不満や不安がないかチェックして、対策を講じてみてください。

1.過重労働

あなたにとって、過重労働になってはいないでしょうか。もちろん、時間外労働は労働基準法によって上限時間は年720時間以内、月100時間未満と定められており、違反した企業には罰則が科せられます。

しかし、法律による上限内であったとしても、周りの人と比べてあなたのみが過度に残業をしていたりキャパシティを超えていたりすれば、当然ながら不平等感や疲れによってモチベーションは上がりません。

社内の労働組合や各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内に設置されている「総合労働相談コーナー」などを活用してみましょう。

2.正当な評価がなされない

自分ではよい結果を出したと感じていても、上司との相性が悪い、足の引っ張り合いなどがあると正当な評価がなされないことがあります。

しかし、評価はあくまでも上司や社長が決めるものなのであらがえません。仕事に必要な能力を磨いたり、積極的に上司とのコミュニケーションを取ったりして、よい評価をつけざるを得ないような存在になりましょう。

3.人間関係に問題がある

どんな職場でも、完全に良好な人間関係を保つのは難しいものです。ただし、あなた自身の行動に協調性がない、思いやりがないなど組織の一員として大人になりきれていないのなら、少しずつ改善していきましょう。笑顔で会話できなくとも、「ありがとう」の言葉を添えるだけでも周囲の反応は変化していくはずです。

まとめ

モチベーションの上げ方には、自分の成果にご褒美を与えることや自発的に仕事に取り組むなど、外発的動機づけと内発的動機づけを上手に活用するのがポイントです。モチベーションが低下する原因には、与えられた仕事の内容や職場の人間関係、心身の状態など様々な要素が関係しますが、今回ご紹介したモチベーションを上げる方法を行動に移しつつ、根本原因にも対策を講じてみてください。

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