ビジネスパーソンの通勤電車での過ごし方

公開日2018/10/02 更新日2018/10/02

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満員電車に揺られての通勤は辛いものだが、ビジネスパーソンは、一体、通勤電車でどのように過ごしているのだろうか。そんな疑問に答えてくれたのは、株式会社オンラインスクールが1都3県在住の通勤に電車を利用しているビジネスパーソン男女1,000名を対象に行った「通勤電車の過ごし方に関する実態調査」である。

その結果、座席に座れなかった場合の第1位は「ニュースサイトの閲覧（32.4％）」、第2位は「特に何もしない（24.7%）」、第3位は「音楽やラジオを聴く（22.3%）」である。

一方、着席できた場合の第1位は「仮眠、休憩（37.9％）で、第2位は「ニュースサイトの閲覧（36.7%）」、第3位は「読書（紙の書籍）（26.2％）」だった。

これを年代別に見ていくと、20代の1位は「SNSの利用（37.5%）」、30代が「ニュースサイトの閲覧（32.5%）」、40代「ニュースサイトの閲覧（41.0%）」、50代「ニュースサイトの閲覧（35.0%）」、60代以上は「特に何もしない（48.5％）」という結果だった。

ところで、この通勤時間を有効に活用していると感じているのは、どのくらいの割合になるのだろうか。「有効利用できている」は34.4％で、「有効利用できていない」が29.4%と、わずかではあるが通勤時間を有効に利用している方が上回っている。

これも年代別による違いが浮き彫りになり、「とても有効に使えていると思う」と「どちらかというと有効に使えていると思う」の合計では、20代が44.0%、30代が36.5%、40代が30.0%、50代が29.0%、60代以上が32.5%と、若年層の方が通勤時間を有効に使っているという自覚が強いようである。

それにしても、通勤電車内の光景も昔とは様変わりしている。新聞を細かく折りたたみ、隣の人に迷惑がかからないように読むという“職人的な技”を見かけることもなくなったが、通勤時間を有効活用することは働き方改革にもつながるため、管理部門として、部下と通勤時間をどのように過ごしているのかを話し合ってみるのもよさそうだ。

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