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労務管理と人事管理の業務内容と役割の違いとは?

公開日2023/07/05 更新日2023/07/04


管理部門は、事業活動の最前線に立つ営業や販売部門を、後方から支える部署です。該当するのは人事や総務、経理などですが、なかでも重要視されているのが労務管理と人事管理です。それぞれの業務内容を抑えておきましょう。


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“企業の屋台骨”を支える管理部門の重要な役割

顧客と直接かかわり、営業や販売活動を行う部署はフロントオフィスと呼ばれています。一方で管理部門は、営業や販売を行う部署が業務に集中できるようにすることが主な役割で、バックオフィスとも呼ばれています。


フロントオフィスの活動は、売上数字などに直結するため派手な印象ですが、バックオフィスの活動は数字で表すことができないため、地味な印象を受けるかもしれません。しかし、会社に利益や業績を上げる営業や販売部門を、間接的に支える重要な役割を担っています。


「ヒト」「モノ」「カネ」の経営資源を管理・活用するため、管理部門の働きは、いわば“企業の屋台骨”を支える重要な役割といえるでしょう。


労務管理の業務内容

従業員の入社や退社の申請手続きや、給与計算、社会保険の計算、安全衛生管理など、労働基準法をはじめとする制度や規則に沿った労働環境を管理することが労務管理の業務内容です。


従業員が安心して働くためには、労働基準法をはじめさまざまな法律や制度、規制があります。労務管理の担当者には、そういった法令の知識を身につけ、効率よくこなしていく能力も求められます。


とくに、福利厚生や安全衛生管理については、求職者が入社を決める要素の1つです。そのため、労務管理の重要性が高まっていることは、多くのビジネスパーソンも感じているのではないでしょうか。


人事管理の主な役割とは?

労働環境整備が労務管理の主要業務とすれば、人事管理は、事業活動の要となる従業員個人を管理することです。具体的には人材採用や教育・育成、人事異動などがあり、従業員個人の人事評価も行います。


とくに重要なのが人事評価です。たとえば、人事担当者が、ある従業員のそれまでの成果から高評価と判断し、さらなる活躍を期待して別の部署の責任あるポストへ抜擢したとします。しかし、その業務がその人に適しているかどうかは、すぐに答えが出るものではありません。


むしろ逆効果となり、モチベーションが下がり退職してしまうことも考えられるのです。そのため、人事担当者には従業員が存分に能力を発揮できる、まさに適材適所の人員配置を実施する能力が求められることになります。


重要性が増す労務管理と人事管理

企業を支えるのは“従業員=人”です。従業員が安心して与えられた業務を行うことで、企業の収益向上とさらなる成長につなげることができます。そのためには労務管理と人事管理の両輪がうまく機能することが大切でしょう。


経済を取り巻く環境は、目まぐるしく変動しています。人的資本経営やリスキリングなど、人への投資が注目を集めていますが、それを側面からサポートしていくことも、労務管理と人事管理の重要な役割といえそうです。


まとめ

華やかなイメージの営業や販売・マーケティング部門などに比べると、裏方というイメージが強い労務管理と人事管理業務ですが、実は、経営陣に近い部署でもあります。マネジメント能力を身につけ、キャリアアップを目指すビジネスパーソンにとっては、最適のポストとも言えるかもしれません。


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■参考サイト
ITトレンド|労務管理と人事管理の違いとは?それぞれの業務内容の具体例も紹介!

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