詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

経済産業省と国連開発計画(UNDP)がSDGsに関するイベントを共同開催

公開日2019/10/07 更新日2019/10/08
経済産業省と国連開発計画(UNDP)がSDGsに関するイベントを共同開催

経済産業省は、8月27日(火曜日)、国連開発計画(UNDP)と、SDGsに関するイベントを共同開催しました。SDGsの分野において、経済産業省とUNDPが共同でイベントを開催するのは、これが初めてのことです。SDGsは、持続可能な世界を実現するための国際目標で、企業にとっても、持続的な企業価値の向上の観点から重要な課題ですので、内容を確認しておきましょう。

持続可能な世界を実現するための国際目標

SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)は、2006年に国連で責任投資原則が定められ、2015年の国連サミットにおいて、グローバルな社会課題を解決し持続可能な世界を実現するための国際目標として採択されました。

今や世界中の企業がSDGsを経営の中に取り込むことで、ESG投資を呼び込もうと力を注いでいます。日本企業にも、企業価値を高めるためにSDGsと経営を結び付けた取り組みを進めている大企業・ベンチャー企業が多くみられます。

イベントでは、SDGs達成のためには民間セクターの力が必要不可欠なこと、企業にとっては新たなビジネスチャンスとなりうることなどが示され、企業がSDGsを経営に組み込むことを後押しするための「SDGs経営ガイド」が紹介されました。

下記の経済産業省のサイトで、「SDGs経営ガイド」の内容を確認することができますので、担当者はチェックしておくようにしましょう。

SDGs経営ガイド

「SDGs経営ガイド」の構成と概要

「SDGs経営ガイド」は、「SDGs経営/ESG投資研究会」での議論をもとに、SDGsに関する現状認識を多様な観点から示した上で、企業が「SDGs経営」を実践する際に有用な視点を整理したものです。

「SDGs経営ガイド」の概要

Part1. SDGs-価値の源泉


企業にとってのSDGs
・SDGsは企業と世界をつなぐ「共通言語」
・SDGsは「未来志向」のツール
・SDGs-企業経営における「リスク」と「機会」
・日本企業の理念とSDGs
・ベンチャー企業とSDGs

投資家にとってのSDGs
 -SDGs経営とESG投資 -
・投資家を取り巻く環境変化
・長期的な企業価値の評価とSDGs
・SDGs経営を行う企業のパフォーマンス

マルチステークホルダーとの「懸け橋」
・「SDGsネイティブ」としてのミレニアル世代
・SDGsと従業員/消費者
・「知の総体」としての大学の役割
・「連携」はSDGs経営の重要なカギ

Part2. SDGs経営の実践


社会課題解決と経済合理性
・経済合理性を見出し、新たな市場を取りに行く

重要課題(マテリアリティ)の特定
・重要課題を特定し、資源を投入する

イノベーションの創発
・社会課題を解決するイノベーションを「協創」する
・経営者自身が新規事業をリードする
IV
「科学的・論理的」な検証・評価
・「科学的・論理的」な検証・評価を徹底する/させる
・国際標準を、積極的に活用する
V
長期視点を担保する経営システム
・SDGs経営を「仕組み」で持続させる
VI
「価値創造ストーリー」としての発信
・価値創造ストーリー」を描き、発信する
・「選ばれたい人」に刺さるメッセージを発信する
・的確に伝え、対話し、更なる価値創造へ


企業がいかに「SDGs経営」に取り組むべきかの要点が整理された内容となっているため、日本の企業だけにとどまらず、SDGs経営に積極的な世界中の企業、また、国内外の投資家や関係機関などが、今後の取り組みの羅針盤として活用をが期待しています。

まとめ

今や、世界中の企業、投資家が、グローバルな社会課題の解決策として、大きな期待を寄せているSDGs。その課題に、いかに企業として取り組むべきかが盛り込まれていますから、企業戦略の担当者としては、ぜひ、目を通しておく価値のある“経営ガイド”と言えるのではないでしょうか。

関連記事:SDGsに関する記事まとめ

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報