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職場で女性が履くパンプスのヒールの高さを指定するのは、性差別ではないかとして、着用を強制することに反対する「#Ku Too(クーツー)」が広がりを見せているが、日本労働組合総連合会の調査によると、社内ルールでヒールの高さを規定している企業が19.4%に上ることが明らかになった。
調査は、職場における服装・身だしなみや、旧姓・通称使用についての決まり・ルールに関する意識や実態を把握するために行ったものだが、57.1%の企業で服装や身だしなみについてのルールがあることもわかった。
服装や身だしなみのルールがある業種で多いのは宿泊・飲食サービス業(86.7%)、金融・保険業(71.4%)で、業務中の服装は「制服」が44.3%、「私服(市販のスーツ含む)」が47.0%、「TPOに応じて異なる」は8.7%となっている。
その中で、話題のヒールの高さについて見ていくと、「決まりがある」は19.4%で、「決まりはない・決まりがあるかわからない」が80.6%である。
ちなみに帝国ホテルでは“3~5センチ”のヒールの高さを推奨し、日本航空のように“3~4センチ、幅4センチ程度”と細かくルール定めている企業もある。
調査を行った日本労働組合総連合会は、「女性のみ、男性のみのルールは性差別、強制はパワハラになるということを改めて世間に打ち出していく」ということだ。
さて、このパンプスのヒールの高さだが、男性はピンとこないかもしれないが、ヒール高の規制がある職場で勤務経験のある女性は、テレビのインタビューで「足が痛くて仕事にならない。男性社員もハイヒールを履いて仕事をしてみれば、その辛さがわかるはず」と答えていた。
この調査から浮かび上がった一般的な服装のルールは、男性は作業着かスーツ・ジャケット、ネクタイ着用、女性は私服、ジャケット着用で、制服の色は男性水色・ネイビー、女性はピンク・シルバー、靴は男性が革靴、女性はパンプスというものだが、総務や労務管理の担当者は、自社の服装規定を見直すことも必要になりそうだ。
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