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悪化する経済環境の中で底力を発揮する「日本製鉄」

公開日2023/04/20 更新日2023/04/20


新型コロナウイルス問題やウクライナ情勢などのあおりを受けて、国内鉄鋼メーカーは苦戦を強いられている。そんな中で、経営体質改善により復活を遂げた大手メーカーがある。それが「日本製鉄」だ。



長引く厳しい経営環境

現在、原料炭(石炭)価格の高騰と、経済悪化による鉄鋼需要の低迷により、国内の鉄鋼メーカーは苦境に立たされている。世界的に粗鋼生産量も落ち込んでおり、2019年以降業界では不況が続いている。


業績回復の要因

ところが、国内の大手鉄鋼メーカーである日本製鉄は、この厳しい環境下で過去最高の事業利益を上げている。その要因の一つは、生産量の減少をカバーするだけの利益率を確保できていることだ。固定費の削減も合わせて、損益分岐点を以前から4割下げられた。 もう一つは五つに大別される収益構造が、それぞれに強化されたことで、一時的な不振をお互いにカバーできるようになったことだ。


今後の見通しには自信も

国内の鉄鋼需要は少しずつ回復の兆しが見えるものの、中国をはじめ海外の需要については見通しが立っていないようだ。しかし、生産量が減っても利益を上げられる構造が整ったことから、今後需要が伸びれば大幅な利益の拡大が見込める。緩やかな景気回復でも、十分に業績アップを狙えるだろう。


まとめ

経済環境が回復しない中でも、自らの体質を改善することが、経営基盤の強化につながる可能性もある。日本の鉄鋼メーカーに、復活の兆しが見えてきたようだ。



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