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日本の確かな技術力を“TASKものづくり大賞”で再確認

公開日2019/02/12 更新日2019/02/12

台東区、荒川区、足立区、墨田区、葛飾区の5区が、“ものづくり産業活性化”を目指して共同で取り組んでいるTASKプロジェクトで、新製品開発コンテスト「第13回TASKものづくり大賞」を開催、応募総数61点の中から入賞製品(大賞1点、優秀賞4点、奨励賞10点)が選ばれた。

ものづくり大賞の対象となるのは、下請け的加工形態で部品製作などを受注している町工場で、今年大賞に選ばれたのは、紙製立体物の企画・設計・製造やパッケージ製作等を行う、有限会社高田紙器製作所が開発した「全自動組立機能付写真たて・スポンフレーム」だ。

このフォトフレームの仕組みは、内蔵した輪ゴムの作用で、開封した瞬間に、自動的に“スポン”と立ち上がるというもの。しかも、フォトフレームとしてだけではなく、畳んで定型郵便で郵送することもでき、DMやポストカードケースなど、さまざまな利用にも対応できるという。

2006年に創設された“TASKものづくり大賞”は、毎年優れた生活提案商品を世に送り出しているが、応募者の多くは部品やユニット品などを下請け的加工形態で受注している町工場だ。

プロジェクトに参加している5区には、約9,100もの工場があり、23区全体の4割あまりを占めている。そういった町工場が、東京の先進的生活市場を念頭に置いた新製品を試作・開発し、それらを一同に集め、大賞・優秀賞・奨励賞を決定しているのがTASK大賞だ。

入賞製品は、2月12日から15日に東京ビッグサイトで開催される「第87回 東京インターナショナル・ギフト・ショー春2019」で展示されることになっている。町工場の、ものづくりの確かな技術や創意工夫の力を、製造業の管理部門の方は同業界の取り組み例として、実際に自身の目で確かめてみてはいかがだろうか。

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