公開日 /-create_datetime-/
日本政府が公式に提供する「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の提供が12月20日から始まりました。しかし、まだまだ疑問も多く、入力時に登録がうまくいかないケースもみられているようです。経済活性化の期待がかかるワクチン接種の電子証明書ですが、どのように利用していけばよいのでしょうか。
新型コロナウイルスのワクチンを接種したことをスマートフォンで証明するのが「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」です。国際規格に基づいているため、76の国と地域でも通用する証明書となります。
ワクチン接種の電子証明書を取得するには、スマートフォンでアプリをダウンロードしなければなりません。さらに本人確認のためにマイナンバーカードをかざすことと、マイナンバーカード取得時に決めた4桁の暗証番号を入力する必要があります。
登録が完了してアプリを起動すると、スマートフォンの画面にワクチンの接種回数、接種日、ワクチンの種類、製造番号が表示されます。
新型コロナワクチン接種証明書アプリの交付となった12月20日は、感染状況が落ち着いていたこともあって、交付初日の取得数は約25万件とそれほど多くはありませんでした。しかし日本でもオミクロン株の市中感染が確認されたことで、今後はアプリ取得に注目が集まり広く普及するかもしれません。
アプリに関しては、多くの疑問が寄せられています。まず、市区町村が発行する接種証明書との違いについては、どちらも記載事項、法的効力ともに同様ということです。また、アプリでは日本国内用と海外用のどちらも発行できます。海外用では記載内容が英語表記になり、パスポートの国籍・地域や旅券番号が記載されます。ただ海外用の接種証明書が使用できるかどうかは、渡航先の国・地域によって異なるため、事前に外務省のサイトで確認することが必要です。
実際にどんな時に利用できるのかについては、多くの人が気になる点だと思います。まず、海外渡航時に利用することが挙げられます。アプリを開くことができれば、オフラインでも提示できるため、通信環境のない移動時にも使用できます。また、イベントに参加する際や、宿泊先、飲食店で接種したことを証明する際に提示するという利用方法があります。接種を証明すると割引や特典を設けているケースもあるようですが、アプリ使用に限らず紙での提示も可能なため、アプリ取得の後押しとはならないかもしれません。
新型コロナワクチン接種証明書アプリの交付には、入力時の登録ミスだけでなく、マイナンバーカードが読み取れない、読み取り位置がわからない、パスポートがうまく読み取れないなど、取得の方法についての疑問も数多く寄せられています。読み取り方法については、デジタル庁のサイトやマイナポイント事務局で詳しく紹介されています。
また、自治体を選択して接種記録を検索した際に、「接種記録が見つかりません。恐れ入りますが、選択した市区町村のウェブサイトなどでお問い合わせ方法を確認の上、市区町村にお問い合わせください」と表示されることも多いようです。
その理由は、選択した市区町村に誤りがあるか、選択した市区町村で接種記録を確認する必要がある状態です。選択に誤りがなければ市区町村への問い合わせが必要となります。
新型コロナワクチン接種証明書アプリが広く普及することになれば、イベントへの参加や飲食店への入店などにうまく活用できる可能性があります。仮に再び緊急事態宣言が出されるような状況になっても、経済活動をストップさせずに乗り切るアイテムになりえるかどうか、今後の活用法に期待したいところです。
OFFICE DE YASAI 総務様必見!お役立ち資料
eNPSの大幅向上を実現。メンタルヘルス対策の道のり-Smart相談室導入事例-
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
オフィスステーション年末調整
ランスタ開催直前告知!成長企業の経理担当者なら押さえておきたいウェビナーは…?
【管理部門・士業の実態調査】2024年度の給与アップと人事評価の実態とは?
社内不正被害、人材の流動性が高い4月から6月は要注意 被害の6割近くは「情報持ち出し」
学生の就職観は「楽しく働きたい」「ノルマがきついのは嫌!」~企業が採用活動をするときのポイント~
【2024年度の賃金動向】企業の約6割が“賃上げ見込み”過去最高記録を更新へ。半数超が「ベースアップ」を実施予定
契約ライフサイクルマネジメント(CLM)ソリューションの導入に向けて
<人的資本開示 初級編 > 企業が知っておくべき人的資本と捉え方
コロナで変わった人事現場の実態 人事給与アウトソーシングサービスを提供する三菱総研DCSが解説!
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
経費精算システムで経理業務を劇的効率化! おすすめサービスも厳選紹介
労働者との間で増加するトラブル、不当労働行為を回避する企業の心得
ホールディング経営とは? グループ経営との違いについて解説
社会保険の適用拡大、担当者向けの手引きなどコンテンツを公開 厚労省が特設サイトをリニューアル
雇用就農資金とは?次世代の農業経営者育成を支援!最大2年間の人件費や住居費等を助成します
公開日 /-create_datetime-/