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テレビで取り上げられるほど面白い新人研修あれこれ

公開日2020/06/11 更新日2020/06/12

民間の調査機関の調査によると、2020年度の新人研修は、半数以上の企業が三密を避けるため、従来のスタイルを変更して行ったようです。しかし、過去にはユニークな研修を行っていた企業もあります。これまで、どのような面白い新人研修が行われていたのかを振り返ってみましょう。

2020年度はリモート研修が大幅増加

新人研修は、社会人としての服装や身だしなみ、言葉遣いなどの基本的なことから、挨拶や名刺交換、お辞儀の方法など、ビジネスマナーの指導からスタートするのが一般的です。

続いて、仕事を進める上で必要なホウレンソウ(報告・連絡・相談)が大切なこと、仕事に取り組む姿勢、電話の受け方・取り次ぎ方など、より具体的なことを叩き込んでいくというものでしょう。

企業によって研修方法はさまざまですが、多くは新入社員を一堂に集めて行われていたはずです。ところが新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、密接・密集・密閉の三密状態となる新人研修を避け、リモートや分散して行う企業も増えたことが今年度の特徴です。

知力・体力・精神力を磨く

これまでに、マスコミなどでも取り上げられたユニークな新人研修には、登山やサバイバル、自衛隊体験入隊など、肉体的にも精神的にもハードな研修も多くみられます。

伊藤忠商事株式会社が、2012年度から導入したのがタフネス研修です。福島の山中での6日間のサバイバル研修ですが、朝3時に起き、食材やテント用具などの荷物を背負って、標高1,900メートルの登山に臨むというハードな研修です。

商社マンとして活躍していくためには、体力、知力、精神力が必要になるということでしょうか。まさに“タフネス”というネーミングにふさわしい研修です。

ハイテク研修とヒッチハイク研修

化学品などの研究開発を行う株式会社カネカの「ハイテク研修」もユニークです。ネーミングから想像するのは最先端のテクノロジーを使っての研修ですが、なんと、「はいつくばってテクテク歩く」という“ハイテク”な研修です。

新入社員の集合場所は淡路島。そこでチェックポイントを記した地図と定規、たこ糸の3点が支給されます。渡されるのはこの3点のみ。これを使って山道や海岸など約15キロのコースを、チェックポイントを通過しながら約3時間かけてゴールを目指すというものです。

この3つのアイテムで、指定されたチェックポイントの距離や場所を、チームで協力しながら割り出していくわけですが、これもまた、精神的にも肉体的にもきつい研修といえるでしょう。

NHKに特集されたことでも話題になったのが、人材派遣事業の株式会社イカイの研修です。新入社員が車で連れていかれたのは、本社から100キロほど離れた場所。そこで、携帯と財布が没収され、ヒッチハイクで本社に戻るという内容ですが、これも過酷ですね。

エンターテイメント性を磨く

自衛隊体験入隊など、体力や精神力を磨く新人研修が多くみられますが、エンターテイメント性を重視する研修もあります。

「一流のビジネスマンたるもの、一流の芸人であれ」という持論の経営者が導入したのは、漫才研修です。コメディスクールの講師を招き、真剣に笑いのメカニズムを学ばせるというもので、テレビ「ナニコレ珍百景」で取り上げられてこともあります。

また、演劇を題材に目線・声のトーン・ボディーランゲージ・表情・間などの表現方法を学ぶドラマジック研修や、駅前などで大声での自己紹介や、ゴリラのモノマネ、歌を歌わせるという研修を導入していた企業もあります。

また、面白いと思った新人研修には、投石機の製作を課す東芝、竹とんぼを作らせるTDK、農業体験や幼稚園研修などもあります。

まとめ

「新人研修」と一口にいっても、オーソドックスなものから、個性豊かな研修までさまざまです。働き方改革や女性活躍推進、障害者雇用、在宅ワークなど、働き方も価値観も変わってきていますから、ビジネスパーソンに求められる能力も、時代とともに変化しています。

研修担当者は、研修に参加する新入社員が、楽しみながら前向きに参加することで、研修の効果が出やすいような、時代に即したプログラムを用意する必要があるのではないでしょうか。

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