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目標を達成する管理職と達成できない管理職の違い

公開日2022/04/17 更新日2022/04/18

ここ数年、企業を取り巻く環境は大きく変わり、経済も先が見通せない状況が続いています。
そんな状況下でも確実に成果を上げている企業の管理職には、ある共通の傾向があるようです。

管理職に求められる資質とは?

働き方改革やDX、SDGs、新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、企業を取り巻く環境は劇的に変わりつつあります。さらに、ロシアのウクライナ侵攻に対する各国の経済制裁の影響によって、ますます先が見通せなくなっています。

このような不確実な時代のビジネスシーンの現場では、的確な判断や素早い決断が求められることが多くなります。

その決断を下すのは管理職などの職場のリーダーです。
毎年目標を達成している管理職には、いくつかの共通の傾向があることが、株式会社ラーニングエージェンシーが実施した「管理職意識調査」からみえてきました。

  調査方法:Web・マークシート記入式でのアンケート調査

  調査期間:2021年8月3日~2021年10月11日

  調査対象:当社が提供する管理職向け研修の受講者

プレーヤー業務とマネジメント業務の割合

ビジネス現場の最前線で指揮をとる管理職には、プレーヤーとしての役割とマネージャーとしての役割が求められますが、どちらの役割に重心を置いて仕事に取り組んでいるかによって、目標達成度に違いがあるようです。

毎年目標を達成している管理職に共通しているのは、マネジメント業務の割合が比較的高い傾向があります。マネジメントを中心に業務を遂行している管理職の割合は35.1%という結果が出ています。

一方、目標や計画を達成したことがない管理職がマネジメント業務に割く割合は、22.4%と12.7%も低く、マネジメントに力を注いでいる管理職の方が目標を達成している割合が高いことがわかりました。

部下が成長していることを実感しているか

働き方も仕事に対する価値観も変わりつつあるなかで、多くの管理職が抱えている悩みの一つが、部下の成長についてです。部下が順調に成長している職場の方が、掲げた目標を達成しやすい環境にあることを、誰もが想像するのではないでしょうか。

調査結果からみえてきた二つ目の傾向は、目標や計画を毎年達成している管理職の約7割が、部下が成長していることを実感しているということです。

一方、目標や計画達成に届いていない管理職の中では、部下の成長を実感している割合が4割弱にとどまっています。上司と部下のコミュニケーションがうまくいっているということが、目標や計画達成度合いに何らかの関連があることを、この調査結果は示しています。

自己研鑽にかける時間の差

三つ目の傾向は、自己研鑽にかける時間が多い管理職ほど、目標を達成している割合も高いということです。

自己研鑽に費やす時間が月に6時間以上が39.8%、なかには月11時間以上という勉強熱心な管理職も21.1%もいます。しかし、自己研鑽にかける時間が多いほど目標達成度合いも高いという傾向が、調査結果からみえてきました。

もちろん、管理職ともなれば、日々こなさなければならない業務も多く、自分の自己研鑽に時間を割くよりも、部下の指導や教育に多くの時間を割かなければならないという事情もあるでしょう。

しかし、自己研鑽に取り組んでいない管理職の26.4%は、目標を達成していないことも明らかになっています。

一方、毎年目標を達成している管理職が自己研鑽に取り組んでいない割合は13.3%です。管理職というポストに就いても、いかに自身のスキルアップを図る努力が大切かということがうかがえます。

つまり、プレーヤー業務よりマネジメント業務に重心を置き、業務連絡以外でも部下との対話時間を大切にし、自己研鑽に多くの時間をかけていることが、毎年目標を達成している管理職に共通する傾向のようです。

まとめ

管理職の意識調査から、毎年目標を達成している管理職に共通する傾向がみえてきました。
これから管理職を目指すビジネスパーソンにとっても、この調査結果は参考になるのではないでしょうか。

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