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高騰続くオフィスビルの坪単価が高い場所はどこ!?

公開日2019/04/28 更新日2019/04/29
高騰続くオフィスビルの坪単価が高い場所はどこ!?

値上がりを続けてきた東京都心部の地価。地価の高騰は、オフィスビルの賃貸料にスライドしていくために、企業にとって気になるところです。オフィスエリアとして人気の高い地区の賃貸料の相場は、どうなっているのでしょうか。

人気エリアのオフィスビル賃貸料相場

オフィス需要の多い、東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィス賃料の相場を三幸エステート株式会社の「オフィス相場一覧表」から比較してみました。

※大規模ビル(200坪以上)、大型ビル(100坪以上200坪未満)、中型ビル(50坪以上100坪未満)、小型ビル(20坪以上50坪未満)

※賃料(坪単価)は調査対象ビルの共益費を含む募集賃料の平均値

【千代田区】大規模ビル大型ビル中型ビル小型ビル具体例
丸の内・大手町41,038円34,000円
23,250円NTT日比谷ビル、グラントウキョウサウスタワーなど
麹町・番町26,412円21,568円18,874円15,519円山王パークタワー、東大手ビル、三宅坂ビル、泉館紀尾井町など
内神田・鍛冶町26,688円21,048円16,306円13,460円KDX御茶ノ水ビル、廣瀬第一ビル、錦精社神田ビルなど
外神田・岩本町23,333円19,363円13,792円13,405円カンダエイトビルなど
飯田橋・九段20,307円 19,222円16,565円13,653円市ヶ谷東急ビルなど

【中央区】大規模ビル大型ビル中型ビル小型ビル具体例
京橋・八重洲・日本橋34,571円27,909円19,007円17,417円東京スクエアガーデン、福岡ビル、東京建物ビルなど
銀座28,778円25,954円22,962円21,023円G-7ビルディング、銀座一丁目ビルなど
日本橋本町・室町26,000円21,899円15,800円15,144円東京建物室町ビルなど
築地・新富・茅場町23,900円18,573円15,391円13,441円汐留イーストサイドビル、浜離宮パークサイドプレイスなど
東日本橋・新川19,182円15,750円13,638円11,706円グラスシティ晴海、晴海アイランドトリトンスクエアZ棟

【港区】大規模ビル大型ビル中型ビル小型ビル具体例
新橋・虎ノ門30,764円24,781円18,343円15,347円虎ノ門2丁目タワー、NP御成門ビル、御成門BNビルなど
赤坂・青山29,685円25,497円20,080円18,317円赤坂日本ビル、リビエラ南青山ビル、NMF青山一丁目ビルなど
六本木・麻布30,167円22,000円18,636円16,150円新六本木ビル、アークヒルズサウスタワーなど
浜松町・高輪25,000円20,833円16,408円14,245円芝パークビル、三田43MTビル、メソニック38MTビルなど
芝浦・海岸24,625円20,167円15,986円13,187円品川グランドセントラルタワー、五色橋ビル、トレードピアお台場など
【新宿区】 大規模ビル 大型ビル 中型ビル 小型ビル 具体例
西新宿 28,609円 25,875円 19,298円 18,509円
新宿・歌舞伎町 27,667円 18,848円 17,633円 15,467円 新宿イーストサイドスクエア、京王新宿追分第2ビルなど
四谷・市ヶ谷 26,250円 16,219円 13,478円 12,679円 (仮)文化エステート四ツ谷ビル、四谷国際ビルなど
高田馬場・大久保 17,167円 15,233円 14,262円 12,796円
早稲田・神楽坂
17,202円 13,451円 11,060円
【渋谷区】 大規模ビル 大型ビル 中型ビル 小型ビル 具体例
渋谷・道玄坂 31,929円 28,667円 24,480円 23,801円 神宮前タワービルディング、クレオ原宿本社ビル、神宮前6プロジェクトなど
桜丘・南平台 37,000円 31,000円 20,778円 16,737円 渋谷区文化総合センター大和田、グラスシティ渋谷、E・スペースタワーなど
代々木・千駄ヶ谷 28,667円 22,473円 17,951円 16,994円 新宿マインズタワーなど
恵比寿・広尾 32,000円 26,857円 20,756円 18,895円
初台・本町・笹塚 19,500円 16,625円 13,020円 12,657円


やはり、大手銀行や総合商社など大企業の本社が集中している丸の内・大手町エリアの坪単価が高い傾向にあるようです。ほかのエリアの同じ規模のビルと比べて坪単価が2倍以上にもなるようです。駅から近く、耐震設計や最新式設備のハイグレードオフィスビルとなると、やはり高嶺の花ということでしょうか。

オリンピック後の地価の動きにも注目

東京都心の主要5区と呼ばれる中央区・千代田区・港区・新宿区・渋谷区は、交通の便にも恵まれた人気エリアだけに、やはりそれなりの賃貸料になるようです。ビジネス拠点にふさわしいエリアの有名オフィスビルへの入居は、そう簡単なことではなさそうですが、今がピークと見る向きもあります。

ここ数年の地価高騰も、「2020東京オリンピック・パラリンピック」を機に、“下落する”というのがその根拠のようですが、下落傾向は今年から始まるという予想もあるだけに、オフィス移転を考えている企業は、もう少し様子を見た方がいいかもしれません。

まとめ

2018年の基準地価公表(国土交通省)によると、全国的に地価が上昇していることがわかります。オフィスビルの賃貸料は、もちろん地価に左右されますが、オフィスビルは形状やどこに建っているか、向き、開発したデベロッパーによっても違ってきます。

とくに、オフィスビルにとって重要なのは管理体制やセキュリティ、そして、名前を聞くだけで誰もが知っているネームバリューも、会社の信用度を裏付ける要素です。オフィス移転を計画している企業の管理部門は、賃貸料はもちろん、周囲の環境や管理体制も含めて検討されてはいかがでしょうか。

関連記事:オフィス移転を行う際の流れと注意点に関して解説します!

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