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次世代エコカーとして注目を集める電気自動車の可能性

公開日2020/11/05 更新日2020/11/06
”次世代エコカーとして注目を集める電気自動車の可能性”

地球温暖化対策としてCO2排出削減が求められていますが、そこでクローズアップされているのが、排出ガスを出さない電気自動車です。次世代のエコカーとして注目を集める電気自動車には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

2割近くが「電気自動車」の購入を検討

時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカーなどの会員制サービスを提供している「タイムズクラブ」パーク24株式会社の「電気自動車」に関するアンケート」によれば、現在、会員が保有しているクルマの77%はガソリン車です。

しかし、2人に1人はガソリン車以外の購入を検討したことが「ある」と回答しています。その種類は「ハイブリッド車」が50%、次いで「ディーゼル車」が22%、「電気自動車」は19%で、2割近くが電気自動車に関心を寄せているようです。

では、実際に電気自動車を購入するとしたら、何を重視しているのかを見ていきましょう。もっとも多かったのは「価格が手ごろになったら」が46%で、「EVステーションが増えたら」が18%、「航続距離に不安がなくなったら」が17%、「好きな車種があったら」が13%で続いています。

現在、ガソリン車やコンパクトタイプのハイブリッド車は、100万円から300万円といったところですが、電気自動車は400万円前後ですから、電気自動車が普及していくためには、やはり価格が重要になってくるようです。

改善されつつある「価格」「航続距離」「EVステーション数」

電気自動車の購入の足かせになっているのが、「価格」「航続距離」「EVステーション数」ですが、ガソリン車との価格差を縮めるために、国や自治体では補助金を交付し、さらに税優遇制度なども設けています。

また、一般社団法人「次世代自動車振興センター」によると、自動車メーカーや電池メーカーなどの技術開発で、現在は「1回の充電で200~600kmの走行が可能になっている」そうです。

一般的な自動車ユーザーの1日当たりの走行は平均30km程度といわれていますから、ヘビーユーザーでなければ日常の運転には何ら支障はなさそうです。

また、充電スポットに関しても、ここ数年で急増し、電気自動車の販売店、コンビニ、スーパー、高速道路のサービスエリア、道の駅、幹線道路沿いなどに設置され、全国で1万8,000か所以上にのぼります。

もちろん、普通充電用ケーブルが標準装備されていますから、充電用のコンセントを設置していれば自宅で充電することもできます。このように「価格」「航続距離」「EVステーション数」の、電気自動車の普及を妨げている要因は、徐々に改善されつつあるようです。

ランニングコストは電気自動車の方が年間約3万6,000円安い

電気自動車は、車載バッテリーに充電した電気で、走行するクルマです。ガソリンを使用しませんから、CO2を走行時に排出することはありません。環境問題がクローズアップされるなかでは、そのクリーンさが電気自動車の最大の魅力といえるでしょう。

また、エンジン始動時やアイドリング、走行時の音や振動も、ガソリン車と比べると驚くほどかなり静かです。ドライブ中の同乗者との会話も聞き取りやすく、早朝や深夜でも近所に気兼ねすることも少なくなるのではないでしょうか。

電気自動車には多くのメリットがあるようですが、ランニングコストについても気になるところです。いくら、電気自動車の環境が整備されても、ランニングコストが高ければ、なかなか普及は進まないでしょう。

一般社団法人「次世代自動車振興センター」によれば、「電気料金はガソリン・軽油のような大きな価格変動がないうえに安いため、一般的な電気契約で、ガソリン車と比較して年間約3万6,000円安いという試算もある」そうです。

電気自動車が、次世代エコカーの主役に躍り出てきそうですが、電気自動車が注目を集めるもう一つの要素は、災害対策にも活用できることです。台風や地震で停電となったときに、電気自動車に蓄積している電気を、家庭で使用するというものです。この先、電気自動車がどのように普及していくのか、注視しておく必要がありそうです。

まとめ

地球環境にやさしく、ランニングコストもガソリン車よりもかからないとすれば、利用者が増えていくことになるでしょう。ところが、意外なところに盲点があります。充電設備を整えれば自宅でも充電することができますが、難しいのがマンションなどの共同住宅の場合です。

マンション駐車場などは共有施設となり、個別の充電による電気代をどのように徴収するのか、という課題があります。でも、それもやがて解決されることになるのではないでしょうか。

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